温もり。

2006年5月12日 日常
週末にお好み焼きを作るべく、
昼休みに、マミーと安いキャベツの買出し。

ついでにTSU○AYAに寄り道して、音楽雑誌を捜索。
しかし、昨日発売されたはずの雑誌がどこにも無い。
平積みもされてないし、棚に並べられてもいない。
輸送のトラブルで届いてないのかもしれない!(経験済)、
こうなったら店員さんに直接聞こう!!
と、思い立ち移動しようとした瞬間、
隣で立ち読みしていたオヤジが、
おもむろに読んでいた雑誌を棚に戻した。
それからしばらくその雑誌を凝視する私。
そうです、その雑誌こそ私が探していたものであり、
さらには、最後の一冊だったのです。
ただでさえ普段から、雑誌は下の方から抜き出して買う私が、
多くの人に読まれたであろう最後の一冊を、
ラッキー!!と、手に取れるはずもなく、
ましてや、今まさにオヤジが読み終えたばかりの雑誌…。
買うべきか買わざるべきか、それが問題だ…。

腕組みまでして本気で悩んだ結果、
もう、意を決して買うことに、
しかし、雑誌を持った瞬間に雑誌から伝わってきたのは、
オヤジの手のぬくもり
名前も知らないオヤジに対し大変失礼ではありますが、
ちょっと鳥肌が立ってしまった。
買うと決めた心がちょっと…いや、かなり折れそうになった。
雑誌は、今日読みたいが、オヤジのぬくもりは耐え難い。
再びの悶絶の結果、オヤジのぬくもってない部分をつまんで、
レジまで持って行き、あとは自分の記憶をかき消すことに。
♪オヤジなんてウソさ〜オヤジなんて無いさ〜
 寝ぼけた人が〜見間違えたんだろ〜♪
…。
♪…だけどちょっと、だけどちょっと、僕だってキモいな♪

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