ばんたんばんたん。

毎日の通勤帰宅がフジファブリック一色になりました。

「TEENAGER」を聴いた当初、
なんかフジファブリックにしてはソフトというか、
音のつくりが普通だなぁと思っておりました。
がしかし、どうやらこれスルメ的アルバムのようで、
一見普通なんだけど、かめばかむほど味が出る。
…というか変態臭がでる（笑）
んでもってくせになって、
妙な節回しばかりが延々脳内リピート。
「Chocolate Panic」「Strawberry Shortcakes」が特に好き。
だって気持ち悪いんだもん。
「記念写真」「B.O.I.P.」は、
割とスタンダードナンバーだと思うけど、ギターが好き。
だって変ちくりんなんだもん。

しかしながら、たぶんフジファブリック入門したての私だったら、
このアルバム大好物だったと思います。
灰汁が少ないというか、飲み下しやすいし。
「桜の季節」「陽炎」「赤黄色の金木犀」のイメージしかなくて、
アルバムの「フジファブリック」の気持ち悪さに、
半年以上寝かせてようやくはまった私です。
きっと、その頃聴いたらもっともっとどっぷり漬かってたかな。
「蒼い鳥」とか「FABFOX」のドロドロした感じが癖になってしまった、
今となると、もうちょっとドロドロのダークさ、
変態っぷりがほしいなぁと思うのは、
欲張りすぎでしょうかね。

まあとにかく、なんだかんだ言いつつこのアルバム好きです。
ライブで真価を発揮しそうな曲が多い。
CDだけ聴いてライトだと判断するのは早いかも。